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1999年5月6日、新潟―花巻XM3610便(07:50/08:40)が定刻どおり、花巻空港に着陸したとき、滑走路上で止まっていたトンビが飛び上がり、右のエンジンに吸い込まれました。到着後、点検したところ、エンジンについているブレード(羽根)が曲がり、一部割れているのが確認されました。大型機の大きく開けた口のようなエンジンならともかく、JSの回転しているプロペラの後ろにある小さなエンジンの給気口に吸い込むのは、かなり困難で、プロ野球の投手ですら、なかなか入らないと思います(運が悪い!)。当然、次の花巻―新潟便は欠航となりましたが、それだけでは止まらず、エンジンを交換しなければならないため、3日間続けて欠航することになってしまいました。ところが、エンジンは長崎のジャルフライトアカデミー社にあり、整備員は長崎と広島西におりました。したがって、まず、新しいエンジンを運送会社に頼み、長崎から花巻空港まで運んでもらうことにしました。到着したのは、24時間以上たった、翌日7日の15:00でした。7日の午前中には、長崎から2名、広島西から2名の整備員が大阪経由花巻に向かい、陸送されてきたエンジンの到着を待ちました。到着したエンジンを引き取った整備員は、その後、壊れたエンジンと新品のエンジンの取替え作業を不眠不休で行いました。翌、8日の昼頃には作業も完了し、エンジンの試験運転を行い、正常であると確認した後、夕方には整備員を乗せて、広島西に戻ってきました。壊れたエンジンは、新しいエンジンとは逆コースで長崎に戻り、エンジンメーカーに送られました。
photo:J-AIR
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