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関空では、沖止め(オープンスポットのことです)で、バスで5分ぐらいかかります。ゲートは一階にあり、手もぎりで搭乗券の半券が回収され、バスに乗り込みます。バスは大型機でも対応できるような50人以上は乗れるものですので、満席でも19人までのJSでは、何時でもすかすかです。バスは、まず、国際線の旅客搭乗橋(ボーディングブリッジ)の下を何本もくぐります。ボーディングブリッジについている機材はB747、DC10など大型機ばかりで、各社のきらびやかなデザインが描かれています。最後のボーディングブリッジをくぐると、エプロンを突っ切り、JS機に近づきますが、お客様は、JSと同じようにオープンスポットに留まっているB737を指差して、「あれじゃない!」「きっと、あれよ!」などと話をしています。私は心の中で必死に「違う!違う!」と繰り返します。B737とは反対側の方にバスは進み、先ほどのお客様も「違うみたい」と納得するものの、「じゃ、どこにあるの?」とバスの行き先を目で追いますが、それらしきものはありません。あるのは、止まっている大きなタンクローリー車のみです。このタンクローリー車を行きすぎると、バスはすぐに左折します。目の前には、先ほどまでタンクローリー車に視界を阻まれて見えなかった、JSが待っているではないですか。殆どのお客様は目が点になりますが、反応は様々です。「バスよりちっちゃい」「えーっ、大丈夫?」「かわいー」。はなはだしい人はげらげら笑い出します(これって、恐怖の裏返し?ジェットコースターで笑っている人多いもの!)私はといえば、念仏のように「大丈夫!」「大丈夫!」と心の中でみんなに語りかけ、しょっちゅう乗っているビジネスマン風に、何事もなかったように、飛行機に乗り込むのでした。
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photo:J-AIR |
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