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202405/20 機内販売 新商品「鹿児島 知覧茶(楽)」販売中!

 現在、J-AIR運航便の機内では下堂園の「鹿児島知覧茶(楽)」を絶賛発売中です!
 機内販売に先立ち、4月中旬にJ-AIRの客室乗務員が知覧茶の生産地鹿児島県南九州市で茶摘みの体験と荒茶工場の見学に行ってきました。広大な茶畑に一同びっくりです。この新茶の特徴はその鮮やかな色合いです。その爽やかな新茶の香りからは、長い冬の終わりとあたたかい春の訪れを感じました。下堂園のある鹿児島県は温暖な気候と豊潤で肥沃な大地に恵まれた全国有数の茶所で、お茶の生産量は日本で第2位です。

黄色がかっている葉が新茶で(写真左)、緑色の葉は新芽を刈り取った後です(写真右)。

茶葉をその場で食べさせてもらいましたが、普段飲んでいる緑茶をさらに濃くしたようなお味でした。

茶葉はこの赤いトラクターで刈り取っていきます。特別に乗せていただきました!

摘採の約1週間前から旨味成分を残し、深く濃い緑色を保つために手作業でカバーをかけていきます。そして、摘採後、荒茶工程に入ります。品質保持を目的に摘採後はすぐに荒茶加工する必要があるため、茶畑のすぐ隣に荒茶工場があります。

荒茶の工程はなんと10工程もあり、荒茶にされた後、仕上げ加工をして初めて製品となるそうです!

~荒茶工程~
①摘採
摘採したばかりの生葉はまだ生きていて呼吸をしているので、熱が発生します。
②送風・加湿
生葉をそのまま放置していると発酵が始まります。そこで、生葉の品質劣化防止と鮮度維持のために湿度の高い空気を送り、水分の保持と呼吸熱の低下を図ります。
③蒸熱
酸化酵素の働きを止め、茶葉の色を緑色に保ちつつ青臭さを取り除くため、圧力のない蒸気でまんべんなく蒸らします。
※豆知識・・この時の蒸し時間の長さによって「味・香り・お茶の色」の基本的な性格が決まると言われています!

④冷却
風を送り込み、室温程度までムラのないように急速に冷却することで、茶葉の色や香味の保持を図ります。
⑤葉打ち
茶葉の色沢、香味の向上と粗柔(そじゅう)工程の時間を短縮するために、乾燥した熱風を送りこみながら打圧を加えて揉みます。

⑥粗揉
茶葉を柔らかくし、内部の水分量を低下させるため、乾燥した熱風を送り込みながら打圧を加え、適度に摩擦・圧迫しながら揉みます。
⑦揉捻(じゅうねん)
粗揉工程での揉み不足を補うとともに、茶葉組織の破壊で含有成分を浸出しやすくし水分量の均一化を図るため、茶葉を一塊にし、加熱せず圧力をかけて揉みます。

⑧中揉(ちゅうじゅう)
形も不揃いで水分含有量もまだ多いため、乾燥した熱風を送りながら打圧を加えて揉みます。
⑨精揉(せいじゅう)
緑茶独特の細く伸びた形に整えるため、茶葉内部の水分を取り除いて乾燥を進めながら、人間が手で揉むように一方向にだけ揉みます。

※⑨「精揉」から⑩「乾燥」に向かうところ

⑩乾燥
さらなる乾燥で長期貯蔵に耐え得るようにし、お茶の香味を発揚させます。

生産者さまが大事に育てられた新茶「鹿児島 知覧茶(楽)」をぜひお召し上がりください!

商品概要

・機内限定販売商品:鹿児島 知覧茶(楽)
・販売価格:1,000円(税込価格)
・内容量:42g(3g×14個入り)
・販売期間:2024年5月1日(水)から ※売り切れ次第終了
・提供便:J-AIR運航全路線
・備考:機内販売は現金のみのご対応となります。また天候、搭載状況などの事由により販売を実施できない場合もございます。

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