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ジェイ・エア マガジン
2011.12.14
皆さんこんにちは。現在JAIRは会社の規模が成長する過程にあります。飛行機の数、路線数などが増えると運航乗務員の数も増やさなければなりません。そこで今回は新しい機長が誕生するまでの道のりを簡単にご紹介したいと思います。
旅客機の機長として航空機に乗務するためには、大きく分けて二つの方法があります。一つ目は、他の機種の飛行機で機長として乗務していた人が、別の機種の訓練を受けてその機種の機長になる場合です。もう一つは副操縦士として乗務していた人が、昇格してその機種の機長になる場合です。
一つ目のケースでは比較的楽ではないかと思われるかもしれません。ですが実際はかなりの努力が必要となります。旅客機の場合、機種ごとに国家資格が分かれておりますので、まず新機種の訓練をして国家資格を取得しなければなりません。実際は旅客機ごとの操作性に大きな差があり航空機製造メーカーによっても設計コンセプトが大きく違うため、それをすべて学習・訓練して把握します。その後、教官機長と実際のフライトをしながら経験を積み、一人前の機長として飛べるようになります。この間、当社では大体6ヶ月程度の期間を要してようやく新機種の機長になることができるのです。
二番目のケースでは、ひとつの機種で十分に経験を積んだ副操縦士が機長に昇格するケースです。この場合、機種の国家資格は既に持っていますが、旅客機の機長としての国家資格(「定期運送用操縦士」と言います)を新しく取得しなければなりません。その後、一番目のケースと同様に教官機長と十分に安全を考慮しながら実際のフライトで更なる経験を積んでいきます。この過程はかなり厳しく、すべての候補者が計画通りに終了するとは限りません。機長としての人格、見識、知識、技量等が十分と認められて初めて機長になることができるのです。一年以上の期間を経て、さまざまな苦労の末に、人間的にも一回り大きくなっていきます。
このように長い道のりを経て、最終的には機長として国土交通大臣の認定を受けた者のみが旅客機の機長として乗務することができます。毎日飛んでいるどの旅客機でも、十分な訓練・経験を積んだ機長が操縦しておりますのでどうぞご安心してご搭乗ください。