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社長メッセージ

代表取締役社長 宍倉 幸雄

日本政府は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、訪日外国人観光客数を当初目標から倍増の4千万人、さらに2030年には6千万人とすることを目指しています。航空業界では、新規エアライン、LCC(ローコストキャリア)が参入し、各国フルサービスキャリアとともに訪日数増加を担っております。このような時代の変遷のなか、当社が担う地域と地域を結ぶネットワーク、就航都市の魅力発信は、国内および訪日外国人のお客さまにも大変喜ばれており、今後我々が基盤とするマーケットは、ますます成長を遂げていくものと考えております。

当社は大阪国際空港(伊丹)を拠点に「地域と地域を結ぶことでお客さまに喜んでいただけるネットワークをご提供する」ことを事業目的とするフルサービスキャリアであり、JALグループの地方路線の主翼を担う会社として、国内線JAL便の約3割を運航する会社です。この数年の間に事業規模を拡大し、大阪国際空港(伊丹)、新千歳空港、東京国際空港(羽田)、福岡空港の4空港を発着する路線を中心に、地方ネットワークの拡充をはかってまいりました。またそのなかでCRJ200型機の退役とともにエンブラエル170型機およびエンブラエル190型機を追加導入し、機材規模を拡大いたしました。特にエンブラエル190型機は、当社として初めて「クラス J」を導入するとともに、普通席も含めて、全席革張りのシートやユニバーサルPC電源を配備いたしました。機内空間も広く、より快適な空の旅をお楽しみいただける機内環境を整えた、お客さまに自信をもっておすすめできる航空機です。また、将来に目を向けると、JALグループは2021年から順次、現在開発中の国産ジェット機MRJを導入していく計画を発表しております。日本の伝統に培われ育まれてきたおもてなしの心を大切にする当社が、国産ジェットMRJの運航を担ってまいります。

当社は、その路線ネットワークの特徴を生かして、各地の災害復興支援や地域イベントなどの社会貢献活動にも積極的に参加しています。現地での特別チャーター便の運航、航空教室や折り紙ヒコーキ教室などの開催により子供たちとともに「空への夢」を膨らませたり、就航都市の茶菓メーカーとタイアップした機内サービスなどにより、現地銘菓の美味、食の楽しみ、四季折々の地域文化の発信をお手伝いするさまざまな取り組みを行っています。

また、当社では社員同士の距離が近くコンパクトで機動性に富んだ会社であることを生かして、機内でさまざまな手作りのサービスを企画し、お客さまにご提供しています。例えば、「母の日」「父の日」の機内イベントとして、客室乗務員手書きのイラストを使った冊子を配布し、ご好評をいただいています。

当社は会社設立から20年ほどの若い会社ですが、私は、すべての社員が「明るく元気に、長く安心して働ける会社」を目指しております。地域と地域のつながりを大切に、創造力をもって挑戦できる方のご応募を心より楽しみにしております。

代表取締役社長
宍倉 幸雄

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