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領収した飛行機は、エンブラエル社パイロットの操縦で運びます。ブラジルから日本まで、各地で給油しながらの地球半周の旅。
聞いたこともないような国に立ち寄ったり、予想外のことに出くわしたり・・いろいろなエピソードがあったようです。
同乗したジェイ・エアのスタッフによるフェリーフライト日記、その一部をご紹介します! |
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いよいよ出発の朝、時差ボケだけではなく、緊張感のためかいつになく朝早く目覚める。サンジョセ ドス カンポスの工場に向かうと、土曜日にもかかわらず、初号機に関わったエンブラエル社のスタッフが大勢見送りに集まってくれていた。出発前、キャプテンから緊急時のドア操作方法・海上に不時着した場合の対応について説明を受ける。キャプテンの顔にも緊張感が漂い、我々クルーも身が引き締まると同時に一体感も生まれた。夕闇の中出発したJA211Jがレシフェに到着したのは22:00前。機上から空地データ通信(ACARS)の追加試験を実施、そして問題なく成功。フェリーフライト初日が無事に終了した。
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レシフェは早朝から快晴。ここはブラジル有数のリゾートらしい。昼間の賑わいを想像しつつ、まだ誰もいないビーチを眺めながら空港へ急ぐ。
朝6:30にレシフェを出発。大西洋を北上し、初夏の南半球から冬の北半球へ・・。船乗りたちは赤道を超える時に祝杯を挙げることを思い出しながら、緯度0度の瞬間を見守った。約4時間のフライトの後、給油のためカーボベルデ共和国のサルアイランドに立ち寄る。ブラジルとヨーロッパのちょうど中間に位置する小さな国。その昔南米貿易の中継点で栄えたのだろうかと想いを巡らせながら、1時間の給油を終えて今は静かなこの島を後にした。20:30、バルセロナ到着。気温18度・・もう冬の気配である。
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今日も晴天。バルセロナでは、有名なサクラダファミリア教会を見ることもなく、ただただ寒さが身にこたえてスペインを後に。リゾートの風漂うキプロスでの燃料補給の後、一路ドバイへ向かう。ドバイまでは、イラクを避けてレバノン・シリア・ヨルダン・サウジアラビアを抜けるルートであるが、ここは今回のフライトで一番緊張する区間である。何もないことを祈りつつ飛んでいると、レバノン上空通過中に地上無線局から「JA211Jのエアライン名と住所を教えろ!」と突然のコールが・・。コクピット内に緊張感が走った。無事になんとか切り抜けたものの、その後も張り詰めた雰囲気のままドバイへ到着。おびただしい数のビジネスジェットの中にまぎれて、E170は翼を休めた。
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今日も朝からいい天気。約5時間のフライトの後ようやくカルカッタに到着。着くやいなや「機体を見せろ」とサングラスをかけた人だかりに取り囲まれ、突然のことに身構える我々・・。後から聞いたところによると、彼らは税関や空港職員で、JALの機体が珍しかったこともあり、興味本位で新型機を見に来たのだとか。サングラスを外すと、人懐っこい瞳が印象的だった。給油の後、今日の宿泊地香港へ。順調な一日であった。
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さあ、今日はフェリーフライト最終日。小雨の香港を出発後、台湾上空を通過し11:00過ぎに日本の空域へ!那覇着陸の30分前、ブラジル人のキャプテンからなんと日本語で機内アナウンスが入った。那覇の気象状況とともに、日本まで新型機を無事に運べたのはクルー全員のお陰であるとの感謝の言葉があり、一同感動!一気に安堵感が広がったのと同時に、チームとしての一体感を感じた瞬間だった。那覇空港ではJTA社の仲間が数多く出迎えに来てくれており、無事に役目を終えることができた充実感で胸がいっぱいになった。
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E170ジェイ・エア初号機は、JTA社での就航前改修等の後、11/12夜ジェイ・エアのホームグラウンドである県営名古屋空港に到着。翌13日には関係者向けのお披露目会を実施しました。
11/12夜、到着時にはたくさんの
ジェイ・エアスタッフがお出迎え! |
11/13は快晴!抜けるような青空のもと、新型機も光輝いてます |
当日は客室も開放し、たくさんの方に見ていただきました!真新しい客室には、新車の匂いが漂ってます |
お披露目会に駆けつけた取材陣はジェイ・エア史上最多の30社!メディアでも多数取り上げられました |
報道陣や関係者を前に、E170導入への熱い意気込みを語る弊社 西川社長。 |
フライトの様子も初公開! |
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